
武運長久
武運長久は、武人としての運が長く続くことを願う祈りです。今日この名で祈祷を掲げる社は多くありません。同じ願いは「必勝祈願」「勝運」と名を変えて受け継がれています。当サイトでは、八幡信仰の歴史を語るうえで欠かせない祈願として扱っています。
武家の祈りから、勝負ごとの祈りへ
いま、この名で受けられるのか
武運長久の基本——いまの扱いと、受け継いだ祈願
この祈願の現在地を示す欄です。掲げる社が限られる以上、読みどころは授与品よりも「どの名に受け継がれたか」にあります。
武運長久と結びつく神さま
八幡神が武神とされたのは、清和源氏が氏神として仰いだことによります。源義家が石清水八幡宮で元服して「八幡太郎」と名乗り、源氏の広がりとともに各地へ勧請されたことで、弓矢の神としての性格が固まりました。東国には、これとは別系統の武神を祀る社もあります。
※ これは「このご利益を掲げる神社に、どの神が祀られているか」を数えたものです。神さまとご利益の因果を示すものではありません。
武運長久の神社
全国で名高い社
武運長久で名の知られた社は二つの筋に分かれます。応神天皇や源氏にゆかりがあり、武家の祈りの跡が境内に残る八幡宮と、神話に由来する武の神そのものを祀る東国の社です。
※ 全国的に知られた社を挙げています。当サイトに掲載済みの社にはリンクがあり、「当サイト未掲載」とあるものは今後の収集対象です。並びは知名度や格の順ではありません。
当サイトの掲載社(掲載132社のうち78社)
上に挙げた4社をのぞき、総本宮・社格・称号の順に16社を表示しています。
琴崎八幡宮・日牟禮八幡宮・平塚八幡宮・八幡朝見神社・厳原八幡宮神社・平濱八幡宮・大宮八幡宮・宇美八幡宮・甲宗八幡神社・飛幡八幡宮・曩祖八幡宮・井草八幡宮・伊佐爾波神社・水戸八幡宮・吉川八幡宮・鎮守府八幡宮・生目神社・離宮八幡宮・玉村八幡宮・琴弾八幡宮・若宮八幡宮(高知市)・古尾谷八幡神社・亀山八幡神社・武田八幡宮・金澤八幡宮・日吉八幡神社・府八幡宮・飯香岡八幡宮・百舌鳥八幡宮・富岡八幡宮・下野國一社八幡宮・手向山八幡宮・放生津八幡宮・大塩八幡宮・蒲生八幡神社(北九州市)・大分八幡宮・飯野八幡宮・柏原八幡宮・木本八幡宮・若宮八幡宮社・三条八幡宮・叶神社・鶴嶺八幡宮・櫛引八幡宮・吉川八幡神社・有川神社・金王八幡宮・六郷神社・宇佐八幡神社(神山町)・篠村八幡宮・富岡八幡宮(横浜)・壺井八幡宮・奥澤神社・下高井戸浜田山八幡神社・坂本八幡宮・安里八幡宮・福山八幡宮・富賀岡八幡宮
※ 並び順は旧社格(1946年に廃止された近代の格付け)と、総本宮・一宮などの称号にもとづくものです。格の高さがご利益の大きさを表すものではありません。 「祭神から」は、その社の主祭神に伝わるご利益から導いたもので、各社が公式の祈願名として掲げているとは限りません。
武運長久のよくある質問
武運長久はいま受けられますか?▾
なぜ八幡宮が武の神なのですか?▾
必勝祈願との違いは何ですか?▾
勝守と破魔矢はどう違いますか?▾
- 武運長久は近代の戦時に広く用いられた語でもあります。当サイトでは八幡信仰の歴史を説明する語として扱っています。
- 八幡神が武神とされた経緯には複数の説明があり、源氏との結びつき以前の性格については研究上の議論があります。