⛩ やしろめぐりyashiromeguri
読んでからめぐる

特集

「同じ名前の神社がなぜ全国にあるのか」「案内板の“旧県社”は何を意味するのか」——神社を読み解くためのトピックを一本ずつ扱います。

神社を訪ねると、由緒書きに見慣れない言葉が並びます。勧請、分霊、別表神社、官幣中社——どれも神社の成り立ちを知る手がかりですが、境内の掲示だけで意味をつかむのは簡単ではありません。やしろめぐりの特集では、こうしたトピックをひとつずつ取り上げ、出典を示しながら解説します。あわせて、そのトピックに関係する掲載社を「どう選んだか」を明示して並べます。神社の一覧を先に見せて説明を添えるのではなく、まず話を読み、そこから実際の社へ入れるようにしています。神社を読み解くことは、そのまま日本の歴史を読み解くことでもあります。

※ 記事は出典にあることだけを書き、諸説が分かれるものは注記に示しています。

記事の一覧

神社の名前
同じ名前の神社が、全国にあるのはなぜか — 勧請・物語・社号でたどる
富岡八幡宮は東京の深川と横浜の金沢区にあり、綱敷天満宮は神戸と福岡にあります。離れた土地に同じ名前の神社が並ぶ理由は、ひとつではありません。神さまごと名前を分けてもらった社、同じ物語を語り継いだ社、祭神の名がそのまま社名になった社。名前の生まれ方をたどると、近所の神社の見え方が変わります。
2026-08-21 更新
八幡信仰
八幡宮はどこから広がったか — 勧請でたどる系譜
八幡宮・八幡神社は全国に約4万4000社あるとされ、社号でみて最も数の多い神社のひとつです。これほど増えたのは、本社の神霊を分けて別の場所に祀る「勧請」が千年以上くり返されてきたからでした。八幡神がどこから、どんな力に押されて広がったのかを、宇佐・石清水・鶴岡という三段の系譜からたどります。
2026-07-28 更新
神社の見方
旧社格とは何か — 1946年に廃止された格付けの読み方
境内の案内板や神社の紹介でよく見る「旧県社」「官幣大社」は、1871年から1946年まで国が定めていた格付けです。すでに廃止された制度で、格の高さは崇敬の厚さを表すものではありません。読み方と、そこから何が分かって何が分からないのかを見ていきます。
2026-07-28 更新
年中行事
七五三はなぜ十一月十五日に、氏神へ参るのか
七五三は十一月十五日、千歳飴、三歳・五歳・七歳。そう覚えている行事ですが、もとは三つの別々の儀礼でした。参る先も、名の知られた社ではなく生まれた土地の神です。日付と参り先の由来をたどり、初穂料の実際までを見ていきます。
2026-07-28 更新

物語 — 複数の社が語り継いだ話

物語をすべて見る(5話) →

ひとつの伝承・行事を、複数の神社がそれぞれの立場で伝えているもの。なぜ同じ話がそこにあるのかを、社ごとの出典でたどります。

巡拝・名数 — リストが答えになるもの

巡拝・名数をすべて見る(4本) →

菅公聖蹟二十五拝や三大八幡のように、名の挙がる社の一覧そのものが知りたい話題。構成と出典、掲載社をまとめています。