高千穂への降臨と、火中の誓約
高皇産霊尊は孫の瓊瓊杵尊をとくにかわいがり、葦原中国の主にしたいと考えました。経津主神と武甕槌神によって葦原中国が平定されると、皇孫は真床追衾で覆われて地上に降ろされます。天八重雲を押し分けて進み、日向の襲の高千穂峰に天降ったのが天孫降臨です。笠狭岬で出会った木花開耶姫が一夜で身ごもると、皇孫は「天神でも一夜で孕ませることはできない」と疑いました。怒った姫は出口のない小屋にこもり、「私の子が天孫の子であれば傷つかない」と誓約して火を放たせます。三人の子が無事に生まれ、天孫の子であることが証明されたと伝えられます。