
安産祈願
安産祈願は、母子ともに無事な出産を願う祈りです。妊娠5か月目の戌の日に腹帯を巻いて祈祷を受ける習わしが広く行われていますが、戌の日でなければならない決まりはなく、体調のよい日を選ぶものとされています。妊婦本人が参れないときに家族が代わりに受ける形もあります。出産後は初宮参りでお礼と報告に伺い、子育ての祈願へと続いていきます。
戌の日と腹帯——習わしの成り立ち
どんなときに受ける祈願か
安産祈願の基本——戌の日・授与品・出産後
戌の日の数え方と、腹帯・授与品の目安です。腹帯を持参するか社で受けるかは分かれるので、参拝先の扱いを先に確かめておくと当日が楽になります。
安産祈願と結びつく神さま
八幡宮が安産の社として知られるのは、八幡三神に母となった神が並んで祀られているからです。神功皇后が遠征の帰路に筑紫で応神天皇を産んだと伝えられ、その母子がそろって祀られています。特定の神徳というより、母子が並ぶという祀り方そのものが由来にあたります。
※ これは「このご利益を掲げる神社に、どの神が祀られているか」を数えたものです。神さまとご利益の因果を示すものではありません。
安産祈願の神社
全国で名高い社
安産で名の知られた社は三つの筋に分かれます。応神天皇の生誕や母神の伝承にゆかりのある社、武家の安産祈願の跡が境内に残る社、そして土地ごとに子授け・安産の信仰を集めてきた社です。
※ 全国的に知られた社を挙げています。当サイトに掲載済みの社にはリンクがあり、「当サイト未掲載」とあるものは今後の収集対象です。並びは知名度や格の順ではありません。
当サイトの掲載社(掲載132社のうち49社)
上に挙げた4社をのぞき、総本宮・社格・称号の順に16社を表示しています。
曩祖八幡宮・吉川八幡宮・鎮守府八幡宮・琴弾八幡宮・若宮八幡宮(高知市)・古尾谷八幡神社・武田八幡宮・府八幡宮・飯香岡八幡宮・百舌鳥八幡宮・誉田八幡宮・亀戸天神社・富岡八幡宮・手向山八幡宮・大塩八幡宮・蒲生八幡神社(北九州市)・大分八幡宮・飯野八幡宮・柏原八幡宮・木本八幡宮・大崎八幡宮・若宮八幡宮社・三条八幡宮・叶神社・宇佐八幡神社(神山町)・富岡八幡宮(横浜)・壺井八幡宮・安里八幡宮・福山八幡宮
※ 並び順は旧社格(1946年に廃止された近代の格付け)と、総本宮・一宮などの称号にもとづくものです。格の高さがご利益の大きさを表すものではありません。 「祭神から」は、その社の主祭神に伝わるご利益から導いたもので、各社が公式の祈願名として掲げているとは限りません。
腹帯は持参する?授かる?
安産祈願のよくある質問
戌の日でないと祈願できませんか?▾
なぜ八幡宮が安産の神さまなのですか?▾
腹帯は持って行くべきですか?▾
妊婦本人が行けない場合はどうすればよいですか?▾
初宮参りはいつ行くものですか?▾
- 戌の日・腹帯の習わしには地域差があり、時期や作法が異なる場合があります。
- 神功皇后の出産にまつわる伝承は記紀の記述にもとづくもので、史実としての年代は確定していません。