⛩ やしろめぐりyashiromeguri
この神さまは、どこから来たのか

神々の系譜図

伊弉諾尊・伊弉冉尊の国生みから、天照大神と素戔嗚尊の誓約、そして初代天皇へ——神社で出会う神さまの多くは、『古事記』『日本書紀』の物語のどこかにつながっています。

この図は、記紀に伝わる神々の血のつながりを1枚にまとめ、やしろめぐりの掲載社が祀る神さまを太字で示したものです。太字の柱から祭神ページへ、祭神ページからその神を祀る神社へとたどれます。系譜には伝承ごとの異同があり、たとえば宗像三女神は天照大神と素戔嗚尊の「誓約」から生まれたと語られますが、物実の持ち主をどちらの親とみるかは記と紀で異なります。諸説あるつながりは破線と注記で区別し、図が語れるのは代表的な伝承までにとどめています。

記紀の神々の系譜分かれる

太字・社数=当サイト掲載社が祀る柱(数は掲載社のうちの数・祭神ページへリンク)淡色=系譜にのみ登場実線=記紀の系譜破線=諸説・伝

① 天地のはじまり — 三貴子と誓約

国生みの二柱から天照大神・月読命・素戔嗚尊が生まれ、天照大神と素戔嗚尊の誓約から宗像三女神が生まれます。

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誓約(うけひ)物実の持ち主で親が変わる。記と紀で異同あり古事記では禊により化生・日本書紀本文では二神の子(記紀で異同あり)禊により化生宗像三女神とする説伊弉諾尊いざなぎのみこと3社伊弉冉尊いざなみのみこと天照大神あまてらすおおみかみ3社月読命つくよみのみこと素戔嗚尊すさのおのみこと3社住吉三神すみよしさんじん4社天穂日命あめのほひのみこと7社天忍穂耳命あめのおしほみみのみこと多紀理毘売命たごりひめのみこと8社市杵島姫命いちきしまひめのみこと8社多岐津姫命たぎつひめのみこと5社比売大神ひめのおおかみ16社

② 日向三代 — 天から地へ、神武天皇まで

天照大神の孫・瓊瓊杵尊が地上へ降り、山の神・海の神の娘を妻に迎えながら、初代・神武天皇へつながります。

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綿津見神の娘とする伝では、鵜葺草葺不合命の妻・神武天皇の母とされる(前の章から)天忍穂耳命あめのおしほみみのみこと瓊瓊杵尊ににぎのみこと3社木花之佐久夜毘売このはなのさくやびめ3社彦火火出見尊ひこほほでみのみこと2社豊玉毘売命とよたまひめのみこと鵜葺草葺不合命うがやふきあえずのみこと1社玉依姫命たまよりひめのみこと11社神武天皇じんむてんのう

③ 人の世へ — 八幡の皇統と天神の家系

神話の系譜は歴代天皇へ続き、応神天皇(誉田別命=八幡神)に至ります。天神さまの菅原氏は、天穂日命の後裔を称しました。

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第二代 〜 第十二代(この図では省略)孝元天皇の後裔とされる後裔を称する菅原氏(土師氏を経る)(前の章から)神武天皇じんむてんのう(前の章から)天穂日命あめのほひのみこと日本武尊やまとたけるのみこと2社両道入姫命ふたじいりひめのみこと息長宿禰王おきながのすくねのみこ葛城高顙媛かずらきのたかぬかひめ仲哀天皇ちゅうあいてんのう26社息長帯比売命おきながたらしひめのみこと54社菅原是善すがわらのこれよし3社伴氏ともうじ誉田別命ほんだわけのみこと79社武内宿禰たけのうちのすくね9社菅原道真すがわらのみちざね55社島田宣来子しまだののぶきこ
※ 系譜・つながりは記紀の代表的な伝承にもとづく図示です。破線の出典:タマヨリビメ - Wikipedia/菅原道真 - Wikipedia/アメノホヒ - Wikipedia/武内宿禰 - Wikipedia